2009.08.16

進化論

Blogに載せるのが遅くなってるけど、本は一冊読み終わりました。
「進化論の挑戦」です。
やや古くて、97年くらいの本ですが、一応文庫になった2004年くらい?に加筆がされてます。

本の内容は進化論そのものの歴史よりも、進化論が生物学以外に与えた影響ー社会学や心理学等ーを中心にしているように感じました。
また、「人は遺伝的にこうなっている」という事と「人の社会はこうあるべきだ」というのは別であるというのも強い主張のようです。
20世紀に良きにしろ悪きにしろ、進化論が果たしてきた役割の概要は見ることができたかな、という感じです。

まぁ、だからといって筆者の立場に完全に同意するという事はもちろんないけれども、教育についてはその役割をもう少し子供を育てる共同体というものに変えていく必要があるというのには納得できるし、最近は放課後教室的なもので暇人が子供の面倒を見る、というのも増えてきているのでその方向に向かっているのかな。

そういえば竹内久美子の本は一時期流行ってましたね。
この本では批判してたけど、読んだ事ないのでなんとも言えません。
まぁ、例え博士の人が書いていたとしても学説はひとつではないので簡単に信じてはいけないという事でしょうか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.07.25

イタリアは一度行ってみたいです

塩野七生の「海の都の物語」をようやく読み終わりました。(文庫で6巻)
昭和50年代の本で、やや古いですが、もっと古い時代の事が書いてあるので古さは気になりません。
ちなみに、ローマ人の物語は初代皇帝即位後くらいまでは読んでます。今は文庫で出てるみたいですが、後半も読みたい所。

ヴェネチアは地中海貿易で栄え、その後は地中海が貿易の中心でなくなると織物等の工業で栄え、最終的には農業で国を持たせていたものの政治を担当していた貴族に貧富の格差が広がって、腐敗して滅んだ都市国家です。この本読むまでは地中海貿易で栄えた&中世ヨーロッパの中ではダントツに言論の自由があった海上の国、という事くらいしか知りませんでしたが。
もちろんヴェネチアいかにして栄えたかや、4巻あたりの中世の旅行記もおもしろいですが、栄枯盛衰の最後の部分、ナポレオンに占領されて国が解体してしまう部分がやはり一番示唆に富んでいるのではないかな、という気がします。
ヴェネチアは海運国家であったこともあって海軍はある程度の力を最後まで残していたようですが、陸軍は人口も少ない事もあって伝統的に用傭兵頼みで、地中海の拠点防衛用以外はイタリア本土に領土を保持するようになってからもほぼ非武装中立国状態にあったようです。ここで、非武装中立であれば中立を貫き通す事ができるのかといえば、結局武装した国家に通行許可を求められたり、物資の提供を求められると組織的抵抗もできずに押し切られてしまう事になって、最後はナポレオン軍対オーストリアの基地と戦場にイタリア本土が使われてしまう事になったのでした。最終的には首都防衛用の軍備を急いだもののナポレオンに宣戦布告され、議会で無抵抗降伏を決定、占領される事となってしまう、という運命になるのです。そしてヴェネチアの宝の一部は今でもフランスで見る事ができるようです。
時代が違えば貴族は先頭に立って、共和国存亡を賭けてヴェネチア防衛戦をしたのかもしれませんが、長きに渡って陸上用の防衛軍備を持たずに政治だけで平和を維持してきた事と、もはや農業が主力産業になった時代では首都ヴェネチアのみでは生きていく望みを持てなかった、という事でしょうか。
結局、最後は対抗できるだけの力がないと自由を維持する事はできそうにないな、という感じです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.07.15

軍事学入門、を読んだ

昨日、酔いつつ書いたにもかかわらず、帰ったらアップする気力がなくてそのままになってしまいました。

本日ようやく本を読み終わりました。
本を読むのは通勤中、会社に着いてから仕事が始まるまでと昼休みに喫茶室で飲み物を飲みながら、帰りに外食をしつつ、といった所で、家では原則マンガを読む意外は本を読みません。
といっても短い時間を繋ぐと一日一時間くらいにはなるような気もします。(この時間の中にポメラで書く、というのも含まれていますが)
んで、やっぱりこうやって感想みたいな事を書いておかないとどんどん忘れていってしまうようです。

今回読んでいたのは「軍事学入門」という本です。最近は小説とかのフィクションよりもノンフィクション系を読む方が多いですね。
この本はだいぶ現実的な路線の本で、内容的には戦争の始まり方とその歴史、勝敗のつきかた、現実的に自国を戦争から守るためにはどうすればよいのか
といった感じの流れになっています。
特に印象に残った点としては、第一大戦は皇太子暗殺の報復行動が遅れたオーストリアに懐疑を抱いたロシアの総動員がドイツの作戦計画の引き金となった。そもそもドイツの対露仏作戦計画はロシアの総動員と同時に自国も総動員をかけた後、フランスを速攻で叩いて返す刀で国が広い影響で動員が遅いロシアと戦う、というものであったため、ロシアが総動員した時点で止められなかった。
という意見(教科書で習うのは外交で対立云々みたいなことだっけ)。
シナ事変は偶発的な対峙(これがきっかけと学校では習いますよね。教師によっては軍部の陰謀で日本のせい!とかなる。)ではなく、介石が明確な対日作戦計画に従って上海の日本軍に戦いを挑んだ事態をもって戦争の開始に当たるって事とかも全く習わないですね。

社民党とかは国防政策に関しては論外ですが、自民なんかでも離島が武装占領されたら即座に報復攻撃を取る覚悟があるかは疑問ですね。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.07.09

続・反社会学講座

ポメラ利用二日目は読んだ本のレビューとかにしてみる。

さて、今週読んでいた本は「続・反社会学入講座」です。1年前か2年前か忘れたけど、「反社会学講座」を読んでなかなか面白かったので買いました。
といっても反社会学講座の内容はあまり覚えていないのですが。。。

内容は基本的には続編といった所ですが、最後60ページ近くにわたっては「ビジネス書の書き方」というコントになっています。後半は(うろ覚えな記憶を頼りにすると)ちょっと雰囲気が変わった感じです。

「反社会学講座」を全く読んだことのない人に向けて解説すると、社会学や経済学等の専門家がテレビ等で話している「データを元にしているので正しい」ように見える事柄についてツッコむ、という体裁です。
統計マジックで自分の導きたい結論にあわせてデータを見せる、というような事はよくあると思いますが、そういえば銀河英雄伝説でも発表された情報の裏にある意図が云々、みたいな事をユリアンに話すシーンがあったなぁ。

とりあえず新聞、テレビ、ネットに関わらず、例え何らかの統計情報的なものがあっても必ずバイアスがかかっている、と常に思うようにしています・・・


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.21

本の売り上げを上げたい時

http://xtc.bz/index.php?ID=220

出版の場合、書店の注文員が午前中にAmazonのランキング見て注文したりするので、それを逆手にとってランキングが反映される前の午前6時から9時くらいに大量(っていっても数十冊も買えば1~2桁くらいまではアップする)に版元関係者が買ったりしてる。つか俺も音殺出たときは自分で午前中に10冊くらい買ったりしたよ!(結局1回しか増刷されなかったけど)

って事で自分で本を出したら本屋で買わずにAmazonde買った方がいいのだ

http://xtc.bz/index.php?ID=396
オリコンが裁判で言論封殺をしようとしてるって記事見てたら書いてあった
http://www.j-cast.com/2006/12/19004459.html

さらに、訴状を見ると、名誉回復処分と謝罪広告を合わせた損害請求額は5,000万円だ。なぜこんなに高いのか。オリコンIR担当は、

「賠償金が欲しいというのではなく、これ以上の事実誤認の情報が流れないように(多額の賠償金を課すことで)抑制力を発揮させたい」
と話す。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.07

book


久しぶりに凄い面白いと思った
途中数式とかも出てくるけど、よく分からなければ式の部分は読み飛ばしてもいいと思う
古典的経済学ではなく、最新(?)の経済学が分かる
おすすめ

http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/index.htm

これか

息子が学校でいじめられていることに悩んでいた41歳の主婦が、「それはあなたが誰かを責めているからだ」とアドバイスを受け、父親に感謝の電話をしたら事態が好転した、というあらすじだ。「読んだ人の9割が涙した」とのふれこみだけに、「感動した」「泣いた」との感想がネットに多くあった。一方で、かなり手厳しい批判も、はてなブックマークなどに多数ある。

意味わからん・・・あらすじだけ見ると宗教っぽいよね
因果応報とか言うけど少しぶっ飛びすぎなのでは

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.30

最近読んだもの

最近読んだ本(のうち漫画以外)を左の柱に一気に追加
ここで一つ一つ取り上げるのは面倒・・・
「すげーいい」本は別になかったかなぁ


どうでもいいけどDSライトAmazonに普通にあるのね?すぐ送られてくるのかな・・・
マリオに合わせて割と出荷されたようなので近くの店にもあったりするみたいだけど
ま,もう買ったからいらないけどさ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.22

寺村輝夫が逝く

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000195-kyodo-ent

「王さまシリーズ」で知られる児童文学作家の寺村輝夫さんが21日午後7時25分、肺炎のため東京都西東京市の病院で死去した。77歳。東京都出身。自宅は西東京市南町。葬儀・告別式は24日午前10時50分から東京都港区南青山2ノ26ノ38、梅窓院観音堂で。喪主は妻玲子(れいこ)さん。

昔よく読んでました

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.16

漫画だけじゃない

漫画読録とか書いてるけど別に漫画だけ読んでるわけじゃない


「ノルウェイの森」村上春樹読んだことがなかったので一番?有名な奴をとりあえず読んでおくことにした.文章は読みやすくて退屈することもないんじゃないかな.内容も悪くはないと思うけど少し浅いような気もする.五つ星って所まではいかないかなぁ.


「限りなく透明に近いブルー」ついでに村上龍も読んでみる事にした.解説の「没主体の文学」を見てなるほど,とは思ったけど面白いとは微塵も感じなかったな・・・まぁ若さ故に書ける小説ではあるかもしれない.


「決断力」ぱらっとページをめくって「直感の7割は正しい」というのを見て買った.実際に決断力が付くような内容か,と言われるとそうではないと思うけど将棋の世界とかがわかって面白いんじゃないかな.あとは「経験はプラスにもマイナスにもなる」とわかった上で勝負に生かしていくとか.


「ウェブ進化論」知識としては知っている事も多かったけれども,同時にビジネスとして考えた場合について学ぶ事はあった.とはいってもどちらかと言えばネットに詳しくない老人向けの本かな,という気もした.あと関係ないけどWeb2.0を声高に叫ぶ人は嫌いです.
梅田さんがCNETで書いてた頃は記事をちょろちょろ読んでたな.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.05

青の時代

青の時代
実家で暇だったので1/3くらい残っていたのをサクッと一気に読んだ。昼飯時に注文してから運ばれてくるまでの間に読んでいるだけだとなかなか読み進まないんだよね・・・紅茶を頼んで飲みながら読んだりしてたけど。自分は「この小説の主題とは何か」を深く考えて読むタイプではないので書評は専門家にまかせたらいいと思う。巻尾は西尾幹二の批評があるし。個人的には前半より後半の方が動きがあって好みかな。
割と読みやすいとは言っても主人公が東大生なので「独乙の文化の歴史はね、文化の現象学的還元が現象自体にいつも裏切られてきた歴史なんだよ」みたいな台詞は出てくるけど。もちろん三島自身も東大だからこういう哲学とかの突っ込んだ議論も書けるんだろうな。読みやすいと言えば村上春樹を読んだ事がなかったので一冊買ってみた。そういや紫式部日記もまだ上巻読み終わってないんだよなぁ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧